9月10日水 天皇杯 ガンバ大阪戦

広島 1-3 ガンバ

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J2勢の頑張りにより、生き残っているJ1チームにとっては願ってもないチャンスとなっている天皇杯。元旦の屈辱を晴らすため、サポーターも生きこんでいたはずだが、集客寂しく四千人もいかなかったエディオンスタジアム天皇杯は、根本からなんとかしないと、サッカー協会にとってもメリットがなくなるんじゃなかろうか。

中二日ということで、ドイスボランチに柴崎・茶島、シャドーに浩司・川辺というチョイス。人選からしても前半なんとかしのいで、後半に攻勢をかけるプランだったと思うが、リンスに拠点を作られ振り向きざまのクロスから大阪の佐藤にボレーを決められてしまう。
最初のばたつきから、だいぶ守備が落ち着いたところだったので、残念すぎる失点。前半終了間際にも、ゴール前から持ち出すコンビネーションのところを狙われ2失点目で、かなり難しくなったゲームでした。

それにしてもガンバ大阪の守備の固いこと。数年前の攻撃上等のガンバとはまるで思えないガッチリとした守備。縦パスを入れさせないガンバに対して、わが方の守備陣は相手の縦パスへのフィルターが弱かった。正直、完敗である。

ここ数年の広島の5-4ブロックと、4-1-5の攻撃システムであるが、研究され、すっかり手詰まりになった感がぬぐえない。現在の1トップ2シャドーというシステムと、日本代表に選ばれる逸材ポストプレイヤー皆川と寿人という二人のストライカーがいるチーム状況。チームとしても変革の時がきているのかもしれない。