佐々岡引退


佐々岡 対 村田 - YouTube
昼にサンフレッチェに夜はカープか。そんなにプロスポーツキチのつもりはないんだけどな、と思いつつも佐々岡の引退ならば見にいこうかと市民球場へ。
しかし、佐々岡を見くびっていた。前田の2000本の時並の人手だったのだ。既に外野席には入れそうもない。初めての、A指定の2階席での観戦となった。B指定の2階席なら経験があったが正面の2階席は思っていたよりも観戦に適している。なにより選手全体の動きがよくわかる。じっくり見たい試合なら、今後は検討してみてもいいな。

晩年は、渋いというか地味という印象だったが、全盛期のスライダーはすごかった。カープ“最後”の優勝の立役者であり、北別府・大野・川口以後のカープの投手陣を支えた大黒柱だった。もろに自分のカープファンとしての歴史と佐々岡の活躍がかぶっている。その選手の最後の投球となれば、自然とこみ上げてくるものがあった。

せめてもう一度優勝を経験させたかった。もう前回の優勝を経験しているのは前田・緒方くらいか。自分がもっとも熱いカープファンだったときの選手が一人、また一人とユニフォームを脱いでいく。球場全体の佐々岡コールに参加しながら、寂しさを感じていた。我らが18番、佐々岡に感謝。

佐々岡の引退セレモニーとともに、今シーズンの市民球場での試合が終わった。 自分としては何かぽっかり穴が開いた気分だが、佐々岡の最後の願いを聞いてしまったので、来シーズンも市民球場への応援はやめられそうにない。来年は、市民球場の最後の年だしね。

お疲れ様でした。
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